| 展示会の選択方法 | 参加する前の準備 | 参加する際の注意事項 |
展示会の選択方法
皆さんが、展示会に参加される目的は様々です。アメリカの展示会に将来出展のための事前調査、新商品発掘、商品の仕入れ、競合の調査、トレンドの調査など、皆さんのニーズは違います。そのために、ニーズにあった展示会の選択が非常に重要です。
アパレル・雑貨(通常年2回)を除く、ほとんどの展示会は年に一度開催されるだけですので、タイミングを逃すと、一年先まで視察できないということにもなりかねません。弊社の展示会リストでは、業界別となっておりますが、弊社運営のBLOG「アメリカ展示会情報」では、月ごとの展示会リストを掲載していますのでご参照ください。
また、大規模が展示会出展、視察が望ましいかというと、そうでもないことも多いです。これは一例ですが、3年に一度、CONEXPという建築関連の展示会が、ラスベガスで開催されます。非常に大きな展示会で、出展者、来場者の数も圧倒的に多いですが、建築の全分野をカバーしているために、特定の分野のみをターゲットとされている場合は、BUIILDERS SHOWや、WORLD OF CONCRETEなど、特化された展示会への参加を推薦します。
同じような例ですが、NY NOWという全米最大のギフトショーが、毎年2度、ニューヨークで開催されています。この展示会も、9セクションに別れており、家具、テキスタイル、食器、ベービー、ギフト、アクセサリー、パーソナルケア、グルメ、ハンドメードなど、様々です。そのために、来場倍バイヤーの数は非常に多いのですが、関係ない箇所には来れられないために、以外とブースが閑散としているセクションも少なくありません。
出展される場合は上記をよく考慮されることをお薦めいたします。
また、業界トレンドの調査、競合の調査、新商品発掘などの目的の方には、逆に大規模が展示会への参加をお薦めします。
どのように選択して良いか、わからない場合は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
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参加する前の準備
まず、参加の目的を明確にされることが必要です。展示会出展については、展示会に出展のセクションでご説明させていただいておりますので、今回は他の目的についての事前準備についてご説明いたします。
■商品買い付け
既に買い付けたい商品が決まっている場合は、事前にアポを設定することをお薦めします。アメリカの展示会は受注の場となっておりますので、特に人気のあるブースは展示会期間中、大変忙しく、アポがないと発注もできない場合があります。
展示会は通常3日〜4日間開催されています。目的の商品が決まったいない場合は、初日に点j回全体を回り、余裕があれば初日の終わりもしくは、翌日にアポを設定されることをお薦めします。
展示会参加前の事前市場調査をして、目的の商品を絞って、そのメーカーが展示会に出展しているかを調査することも重要かと思います。
■新商品発掘
アメリカの企業との提携目的で、新商品、新サービスを求めて参加される方には、事前に、貴社概要を準備されて、ご参加されることをお薦めします。主要展示会には、日本からの参加者も多く、可能性のある商品については、早い者勝ちになる場合も少なくありません。これぞ、という商品があれば、その場で、貴社概要をお渡し、印象付けることが非常に大切です。名刺だけでなく、貴社概要、流通商品の場合は、流通ルート、現在の取扱商品などが、一目でわかる英語の資料があれば、すぐに交渉の第一歩に入れます。展示会では、出展者も何百という人達と名刺交換をしています。どれだけ、その場で印象付けをするかが重要です。
また、ほとんどの展示会では、新商品の紹介コーナーなどがありますので、初日にそのセクションを訪れ、目ぼしい商品をリストし、効率よく展示会場を回られることもお薦めします。展示会場は非常に大きく、ブースを見逃すと、そこに戻るのに、かなり時間がかかってしまい、効率的な視察ができなくなってしまいます。
■業界トレンド調査
ほんとの展示会では、セミナーが展示期間中に開始されていますので、事前にそれらのセミナーを確認されることをお薦めいたします。また、会場には無料の業界紙が配布されていますので、業界紙を持ち帰られることもお忘れなく。メディア関連の方は、メディアパスが取得可能です。メディアパスがあれば、メディアルームにも入ることができますし、展示会場での撮影も可能となります。
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参加する際の注意事項
- 事前の参加登録は必ず早めに。展示会場で当日登録する場合、特に初日の場合は、非常に時間がかかります。ほとんどの展示会が、ウエブ上で登録ができるようになっています。早く登録すると参加費用が必要な場合は、早割りで登録が可能です。展示会によっては、バイヤー登録に審査がある場合もあります。小売店の写真、仕入れ請求書、WEBサイトの提示が求められる場合ばありますので、各展示会のホームページで確認が必要です。
- 大きな展示会になるほど、ホテルの予約が難しくなりますので、ホテルの予約も早めにする必要があります。また、ホテルから展示会場への移動も日本と違って簡単ではありません。ホテルからシャトルがでているか。タクシー、公共電車、バス、モノレールなどで展示会場に移動が可能か事前に確認してください。
- 洋服は楽で、歩いても疲れない靴で参加してください。展示会場はとてつもなく広いです。軽装での参加をお薦めします。
- 英語の名刺をご準備ください。
- 買い付けの場合、海外への発送をしないところも多いですので、輸出代行業者と事前に契約し、買い付けをするようにしてください。輸出代行業者は、買い付け商品をアメリカの拠点で受け取り、まとまってから、日本に発送するというようなサービスを提供しています。日系買い付け業者の場合は、丁寧に検品作業もしてくれますので、代行業者をご使用される際は、検品がきっちりとできる業者と契約されることをお薦めします。
- 英語ができな場合でも、何通りかのフレーズを覚えておくと、スムーズに、ブースで商品をみることができますので、英語ができない方は、最低限のフレーズを覚えて展示会に参加するようにしてください。ブースに入ったとたんに、英語攻めに合うこともしばしばですが、名刺をさっと出して、” Can I take a look?”と言ってください。アメリカの企業は、中国人がブースに入ってくることを非常に嫌います。(コピーされるため)そのために、日本人であることを最初に強調しないと、嫌な思いをすることがありかもしれません。名刺をだして、どうどうと受け答えができるように準備してください。
その他、業種によっては、上記以外に準備や注意をしなければならないことがありますので、ご質問等ございましたら、お気軽に弊社までご連絡ください。
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